看護師の恋愛事情、職場での恐怖体験

誰も押してないハンディーコールが鳴る
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誰も押してないハンディーコールが鳴る

女性40代
手術室3年、内科病棟3年の経験があります。
社会人から看護師になったので、年齢は結構いっていますが、看護師としての経験は10年に満たない新参者です。

地方の総合病院での恐怖体験

当時勤めていたのは、地方にある、中くらいの総合病院です。私がいる病棟は内科ですが、ターミナルの方が多いため、亡くなる方もとても多い病棟です。

丑三つ時に鳴るハンディーコール

病室が全て個室になっている病棟で、それぞれの患者さんの好みや生活レベルなどに合わせてベッドや棚などの配置をいろいろ変えています。そのときに、どうしてもナースコールが届かないところにベッドを持っていくこともあります。そうした場合のためにハンディコールを用意しています。ナースコールの形状が押しにくくて、ハンディコールを好む患者さんのためにも使ったりします。
ある夜勤の時、2:30頃にもう一人のスタッフと交代で休憩を取ろうと申し送りをしていたとき、そのハンディコールからの着信音が「ピンポーン」となりました。しかもいつもの音より半分くらいの音量でゆっくりと「ピーン・・ポーン・・・」という感じで。
「あれ? これ使ってたの誰だっけ??」
「……!! 今は誰も使ってないですよね??!!」
「!!!!!」
まさしく丑三つ時の出来事。本当に怖かったです。明るくなってからそのハンディコールを押してみて、電池が切れてきているようだ、ということがわかりましたが、どうしてあの時間に、誰も押してないのに鳴ったのかと考えると、今でも怖くなります。
夜勤の時は、患者さんが概ね寝ていることが多いですが、見回りの時にそっとベッドをみて、患者さんが目を開いているのを見た時もものすごくぎょっとして驚いてしまいます。夜中に暗い中でカッと目を見開いている人をみるのも結構怖いものがあります。ベッドに空きがあるときも、観察する患者さんが少ないのはありがたいことなのですが、誰もいない病室もまた空恐ろしく、誰もいないはずなのに誰かいたらどうしよう・・・なんて毎回ビクビクしてしまう私です。

他の看護師と2人で震え上がった

2人で夜勤をしていた時の出来事なので、聞き間違えではありません。2人で震えあがった出来事です。その後も特に対策ということはしていません・・・・。
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